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はとむぎ

はとむぎできれいになる

「はとむぎ」は、イネ科の「麦」の一種だが、ふつうの麦とちがい、良質のアミノ酸で形成されている。

タンパク質、カルシウム、カリウム、鉄、ビタミンB群、脂質、糖質などがバランスよくふくまれていて、

身体の新陳代謝を活発にする。そして、「はとむぎ」は、「ヨクイニン」とよばれる漢方薬でもあるのだ。

漢方でもあるハトムギは、西洋医療の「くすり」のように、ひとつの分野だけで効果を発揮するのではないので、

効くといわれる病気はニキビをはじめとする皮膚疾患だけではなく、

リューマチなどの神経痛やがんにも効果があるほど。

これは、ハトムギが「からだにたまった余分な水分を老廃物とともに排出する」効果が根底にある。

中国の漢方医療では、からだの中で水の流れがとどこおることによっておこる「水毒」による病気や、

それに付随して発生する筋骨の病気の治療薬にヨクイニンをよく用いる。

日本では、むかしから「いぼとり」の薬とされてきた。

 

ほかにもニキビやアトピー、シミ、ソバカス、鮫肌など、皮膚のトラブルを改善するさまざまな効果があるが、

そのキーワードは、漢方医療と共通していて、水分の流れをよくすることによる

「新陳代謝アップ」。代謝がよくなることによって、熱や余分な水分を排出したり、

排膿、解毒作用、皮膚の浄化といった効果につながる。

 

大人のにきびのできる直接的な原因は、毛穴を詰まらせること。

つまり、大人の肌は、ターンオーバーがみだれやすいので、

角質層があつくなって毛穴をつまらせたり、角質層の保湿機能が低下して、乾燥してかたくなり、

毛穴をつまらせやすくなってしまうことである。

イボをとってしまうほど表皮の状態をととのえる効果がたかいヨクイニンは、

トラブルをおこしやすい大人の表皮をなめらかに保つ効果がある。

また、水分とともに有害物質や老廃物、不要なホルモンなどを身体の外に排出するだけでなく、

免疫機能にも関係のある成分をふくんでいると考えられているため、化膿を改善し、炎症をおさえる効果もある。

このことから、ヨクイニンは「おとなのニキビをなおす」ときの

ポイント1「ニキビの’もと’をなくす」

ポイント2「炎症をおこさせない」

の2つともクリアしているということがわかる。

また、ヨクイニンには角質層の保湿力をアップして、

大人のニキビの原因になる「いらない角質」ケアをする。

 

また、身体の中の水の流れをよくすることで、

ニキビに炎症をおこさせる有害な物質や男性ホルモンなどを体外に排出してくれる。

ヨクイニンは、ビタミンB群やタンパク質、カルシウム、カリウムなど、

皮膚の栄養分となる成分をたくさんふくみ、身体の内側から健康な皮膚をつくることを促進する。

香港では、ヨクイニンが手軽に手に入るし、簡単に作れるものをいくつか紹介するので、一度作ってみてください!!

 

ヨクイニン茶

ヨクイニン約10g(大サジ2杯)を1リットルのヤカンに水から入れてお湯が沸騰した後、弱火にして10分位煮だす。


肌荒れや老化予防などにはプーアール茶とブレンドする。

※   イボとりには、麦茶などと一緒に煮出して飲む。(水出し麦茶の場合は、水のかわりにコレを使おう)

※  煮出した液体を洗顔や体を洗った後にローションとして遣うのもいい→アトピー、肌荒れにも効く。

わたしが感じていることだが、ヨクイニンのもつ「利尿作用」は緑茶やスイカ、

ビールなど「利尿作用」とは性質がちがう。ただ利尿させる効果があるだけでは、

トイレにしょっちゅういかなければならなくなりがちで、気をつけないと、

逆に水分不足になったり、冷え症が悪化してしまう。

 

ヨクイニンの利尿作用は、膀胱や腎臓の機能をアップさせることで、

頻尿にならずに、出すときにはしっかり出すという感じ。

お茶ではなく、ヨクイニン粉末のときも同様の効果がある。

 

はとむぎ粥

胃にやさしい健康食として昔から愛用されている”おかゆ”に1~2割混ぜる。

はとむぎごはん

炊飯器でお米を炊く時に、米1合に対して10gのはと麦を入れる。

②美白

いったい「美白」ってなんだろう? 肌のくすみを消すこと? しみをなくすこと?

わたしが思う「美白」は、それだけではない。美しい色白を感じさせるためには、

光を均一に反射させるキメの整った凹凸のない健康的な肌であることが一番だ。

たとえ肌のベースが白くても、目にくまがあったり、しわ、しみ、にきびがあったり、

毛穴が開いていたり、黒ずんでいたり、かさかさと乾燥していたりすると全く白くは見えない。

ということは、くまをなくすこと、しわをなくすこと、にきびをなくすこと、

毛穴を引き締めること、肌に潤いを与えることも「美白」だといって差し支えないと思う

そこで今回紹介するのは、美容漢方薬の代表であり、

同時に穀類としても有名な「ヨクイニン」を使ったパックである。

ヨクイニンは昔から美容の面で皮膚の湿潤と滑らかさを作るのに利用されてきただけでなく、

にきび跡の凸凹を治すのにまで使われてきた。

 

(材料)

ヨクイニン100グラム

ワインまたは紹興酒360ml

(作り方)

煮沸消毒したふたの閉まるガラス瓶に、ヨクイニンとワインまたは紹興酒をいれて約一週間密閉貯蔵しておく。

(使用法)

※体の外側から

夜寝る前に、顔全体を清潔にしたあと、このヨクイニン酒をコットンやペーパーマスクに充分に染み込ませて顔全体をおおうようにのせ、10~15分パックする。

そのあと、コットンに染み込ませたヨクイニン酒で、顔全体をパッティングする。洗い流す必要はない。

 

※体の内側から

毎日、2種類のヨクイニンを2粒ずつ食する

 

毎日続けることにより、肌のトラブルがだんだん少なくなってくるとともに、肌が均一な白さになり輝いてくる。

 

はと麦は、昔から「イボころり」と呼ばれるほど、イボ取りに効果があるといわれていますが、

漢方ではヨクイニンと呼ばれ、この効果は日本薬局方にもはっきり認められています。

その他民間伝承の効果としては、「滋養強壮」「神経痛」「リューマチ」

「健胃」「整腸」「利尿」「糖尿病」「肥満」「腎臓病」「胆石」「シミ」

「ソバカス」「さめ肌」「荒れ性肌」などによいといわれています。

これは、はと麦が体内にたまった老廃物やガス等を追い出す力、新陳代謝作用や利尿作用があるからです。

最近では、漢方処方だけでなく近代科学の光があてられ、はと麦が体内の異常発達を抑制する力があり、

この抑制作用と新陳代謝作用が腫瘍組織を取り除き、

ガン細胞の増殖と移転をくいとめる「抗ガン効果」や「鎮痛」「鎮径効果」

「脂肪壊死症抑制効果」等が学会などでもデータとして発表され話題をまいています。

一方中国では、2000年来漢方薬や保健食品として愛用され、その滋養強壮効果はかなり大きいといわれています。

 

ヨクイニンには、デンプン、たんぱく質、ミネラルビタミンが豊富に含まれています。

中医学的には、毎日少しづつ食べ続けることにより、脾胃の健康を保ち、むくみを減らし、

良質の眠りと美肌を与えるといわれています。

ヨクイニンには、生のものと加熱したものがありますが、香港では、半々に利用するのが

体のバランス的にもいいといわれています。

 

疣をからだの内から飲んで治す・「ヨクイニンドリンク」

<材料>

ヨクイニン30g、水1ℓ

<作り方>

鍋に材料を入れて、水の量が半分になるまで煎じる

<使い方>

毎日、お茶代わりに飲む